メニューを開きます

家具作りへのこだわり

当工房で特にこだわっているのは、お客様の満足です。 オーダー家具、特注家具を作る工房としては当たり前のことです。 お客様の希望する用途や好み、イメージに合った家具を作ることは、私にとってもたいへんうれしいことです。 ここでちょっと考えます。

「お客様の満足ってなんだろう」。

「お客様の頭の中のイメージだけを家具にすればよいのだろうか」。 打ち合わせをしていくうちに、こうしたほうがよりよい、 こんなものを付けたらもっと良くなる、と思うことがあります。 それも取り入れてより満足して頂ける家具を作るのが、 本当のお客様の満足だと思って日々家具を作っています。

これをベースに、お客様と打ち合わせをしながら、ご満足いただける家具を作っていきます。

デザインについて

 飽きのこないシンプルなデザインがおすすめです。
当工房の家具は直線を基調にしたものが多いです。
正直言うと私の好みという部分が影響しているのですが、 永く使って頂きたいので、やっぱりシンプルなデザイン が良いと考えます。機能的な部分、たとえば引出しの引き手は手が掛かりやすいこと、 イスは座り心地はもちろん持ち運びやすいこと、そんなことも考慮に入れてデザインしていきます。

丈夫なつくりについて

永く使って頂きたいので、丈夫に作ります。
当工房では無垢材を使用していますので、もともと耐久性はありますが、各部材の接合も伝統的な継手や仕口といった木組みを使用し、木材の収縮も考慮した丈夫な家具をお作りします。
無骨すぎず、華奢でもないバランスの取れた家具、そして耐久性がある。
これが理想的な家具です。

塗料について

 当工房で使用する塗料は基本的に有機溶剤などを含まないできるだけ人体に安全なもの、また自然素材のものを使用するようにしています。メインで使用しているのは、ドイツの「クライデツァイト社」の製品です。
このメーカーの塗料は、有機成分をまったく含まない安全な塗料で、その安全性はドイツのエコ雑誌「エコテストマガジン」でも証明されています。
また、ヨーロッパ規格DIN53160に合格し、子供の玩具や木の食器にも使用できるほどです。
 また、「ターナー色彩社」製の エシャというブランドのものも使用します。こちらは国産のオイルで100%自然素材ではありませんが、安全性を非常に考慮した商品を開発しています。 

ところでみなさん、輪染みって、ご存知ですか?
  テーブルの上に冷たい飲み物を入れたコップを置くと汗をかき、下にたれます。するとテーブルに丸い水の輪ができます。
これが乾くと丸くしみが残ります。これが輪染みです。急須でもできます。オイルフィニッシュの家具は塗膜が薄いので特に注意が必要です。輪染みを防ぐには濡れたらすぐに拭く。またはコースターなどを使えばよいのですが、いつも使うのはなかなかできません。エシャのオイルはこの輪染みが非常にできにくいのです。

 天然オイルでの塗装(オイルフィニッシュ)は、ウレタン塗装と異なり、木の表面に膜を形成しないので、木の質感を失わず、手触りが良く、室内の湿度調節にも役立ちます。普段のメンテナンスも水拭きだけでOK。
 さらに、柿渋塗料「無垢むく」も取り扱います。こちらは防腐・防菌性に優れていて、消臭性も持ち合わせたものです。また、天然オイルに比べて塗料自体のにおいが少ないのも特徴です。
 当工房では、商品の種類や用途、お客様の要望に応じて塗料も使い分けをしています。

木材について

 当工房では、部材の接合のほとんどを木組みで行います
大量生産で使われるダボ接ぎやビスだけで固定する方法は使いません。
イスやテーブルの脚などには、ホゾ組みを使います。
太い部材の時は、2枚ホゾにする場合もあります(左の写真参照)。
ホゾを2枚にすることで強度が増し、木材の伸縮による緩みも出ません。
 板同士の接合には、小根追入れ組み接ぎという接ぎ方をします。
これは板の一方に溝を切り、そこにもう一方を差し込む継ぎ手です。
ほかにも必要に応じていろいろな方法を用います。
これらの伝統的な木組みの方法を後世に残すためにも、これからもこだわって使っていこうと考えています。

木材の種類

  • 三内丸山遺跡でクリの木柱が発見されていることからも分かるように、古くから建築材としても使われてきました。東北産の材がありましたが、最近はあまり流通しておらず、入手が困難になってきました。
    色は褐色。木目もはっきりしており、家具用材としても使いやすい木です。経年変化により、だんだん黄褐色になっていきます。時が経つにつれて味わい深い雰囲気が出てきます。

  • 当工房で一番良く使われる材です。その理由は、手に入りやすいことと値段が比較的安いことです。以前は北海道産のものが多かったのですが、最近はロシア産、中国産のものがほとんどです。
    色は淡い黄白色。木目がはっきりとしており、和洋どちらのデザインにも合う木材です。

  • 和家具の材料として有名な材です。座卓や茶箪笥など畳の部屋にぴったりの家具が思い浮かびます。その他、建築材としても使われたり、お盆やお椀などの小物にも使われます。
    色は黄紅褐色。杢が出やすい材で雄々しいイメージです。

  • 世界三大銘木に数えられる最高級材です。特にヨーロッパで人気が高く、高級家具で盛んに使われます。日本でも人気があります。人気がある分、高価でもあります。
    色は淡紫褐色で高級感のある独特の色合いが人気の理由でもあります。テーブルにすると圧倒的な存在感があります。

  • 白っぽい材で塗装をすると独特の光沢が出て、気品あふれる落ち着いたイメージのものとなります。
    色は黄白色。スーッと伸びた木目にリップルマークと呼ばれるさざ波状の木目が出るのが特徴。また、トチヂミと呼ばれる縮み杢が出ることもある銘木です。

  • 木目がケヤキとよく似ていて、着色すると区別がつかないため、代用品として使われていました。木目がすっきりとしていて上品なイメージがあります。ケヤキほど自己主張が強くありませんが、存在感のある木材です。
    色は淡い灰褐色。縮み杢が出ることも多く、高級感もある材です。

よくあるご質問
工務店様へ
お問い合わせ